環境衛生検査

保菌検査

食品は細菌やカビによって腐敗したりするなど品質が悪くなりますが、細菌の中には伝染病や食中毒の原因となる細菌もあります。これらの病原菌は食品の製造や販売などの途中で入ることが多く、その由来をたずねていくと、食品取扱者の中に保菌者を発見する事例があります。食品取扱者が保菌しているとその人に症状が出ていなくても、扱っている食品に移ってしまう例は少なくないので、定期的に検便を受けて、病原菌の有無を確認する必要があります。

保菌(検便)検査の実施目的

赤痢などの経口伝染病の保菌者・サルモネラ保菌者・腸管出血性大腸菌保菌者をいち早く発見し、他の人への感染や食中毒事故を予防することにあります。


食中毒菌を保菌していること(健康保菌者)とは知らずに食品を扱ったり、調理作業を行うことは、食中毒事故を起こす原因となります。



保菌(検便)検査システムの概要

保菌(検便)検査システムにおきましては、中身が見えないよう当社オリジナル採便管を使用し、検索や取り違い防止のためにバーコード管理をしております。
また、工場直送の新鮮な生培地を使用し、自動塗布装置により、精度の高い画線を実現いたしました。それらを温度管理が徹底した大型フラン室にて培養後、熟練した検査技師により判定いたしております。
帳票への入力におきましても誤認を未然に防ぐベリファイ入力を導入するなど、高度な精度管理システムを確立し、開発を行い提供しております。

  • 清潔感とプライバシーの配慮
    清潔感とプライバシーの配慮 採便管に、清潔感のある明るいグリーンをほどこし、中身が見えないように工夫しました。

  • バーコード管理システム
    バーコード管理システム 情報をバーコードで管理することにより、検体の検索や取り違いを防止しています。

  • 生培地
    生培地 当社の培地は、工場から直送しているため、とても新鮮な生培地を使用しています。 また、生培地は水滴がつきにくい素材で梱包し、工場からの輸送には環境を考え、ダンボールなどの廃棄箱が出ないよう、当社専用箱を使用しています。

  • 自動検便塗布装置
    >自動検便塗布装置 自動検便塗布装置により、精度の良い画像を実現し、病原菌を確実に分離します。

  • フラン室
    フラン室 培養するにあたり、ドアには外気遮断装置、室内には6つのセンサーを設置して徹底した温度管理を実施しています。

  • 判定
    判定 熟練した検査技師により、判定しています。



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保菌(検便)検査のご依頼について

当社は、臨床検査で長年培ってきた技術をもとに、保菌システムを確立いたしました。精度の高い保菌検査をお勧め致します。 常に、たゆまぬ発展を目指し、お客様へのお役に立てるソリューションの提供に努めております。


当社までお運びいただければ、現場見学とあわせて保菌検査の流れについてご提供させていただけます。

くわしくは、お近くの事業所窓口まで、ご連絡願います。


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保菌(検便)検査についてのQ&A

 Q. 健康保菌者とは
食中毒菌が体内にあっても、発症も自覚症状もなく日頃の健康な状態と変わらない人を「健康保菌者」といいます。
「健康保菌者」は、毎日の排便とともに病原菌も排泄しているので、十分な注意が必要です。


 Q. 嘔吐、吐き気、腹痛、下痢など食中毒の症状がある時は
特に食品を扱っている方は、我慢をして業務にはいらないこと。早めに医師の診断を受けてください。
症状が軽い場合でも直接食品に触れる業務は避け、排便後は、よく手を洗いましょう。


 Q. 病原菌の保菌者と判定されたら
産業医または専門の医療機関に受診し、指導を受けてください。
保菌者は再度保菌検査を行い、病原菌が検出されなくなるまで、直接食品に触れる業務に従事してはいけません。
排便後は、よく手を洗いましょう。


 Q. 食中毒の三原則とは
@ 清潔 : 菌をつけない
A 迅速・冷却 : 菌を増やさない
B 加熱 : 菌をやっつける (殺菌)


 Q. 日常の注意点は
食器類は良く洗い、調理器具は熱湯消毒するなど十分気をつけ、調理では、よく火を通し、生ものは鮮度を確かめるなどの心がけが大切です。
家族の中で食中毒の症状が出ている場合は、特に手洗いを十分に行い、自分の健康状態のチェックを必ず行いましょう。


 Q. 保菌検査と検便検査の違いは
保菌検査と検便検査は同じ内容です。
同じ地域でも保菌と呼ぶ場合もあれば、検便と呼ぶ場合もあります。


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株式会社 江東微生物研究所