環境分析センターでは、水道水や浴槽水、プールなどの身近な水や川や海の水などさまざまな水を分析しています。私は主に細菌やプランクトンなどの微生物の検査を行っています。微生物にはさまざまな種類があり、日々の検査では新しい発見や学びが多くあります。大学在学中は微生物の分析に触れる機会は少なかったのですが、入社後、先輩の方々のサポートや講習会を通して検査の知識をより深めることができました。
環境分析センターのある福島県いわき市は一年を通して天候が穏やかな日が多く、住みやすい場所です。また、太平洋に面しており新鮮で美味しい魚介類を食べることができます。休日には市内にある水族館や温泉施設、海や山でのレジャーなどさまざまなアクティビティで楽しむことができます。
大学で湖沼や海の水質に関する研究をしていたことから水質分析の仕事に興味がありました。就職活動では仕事を通して地域社会への貢献できること、大学での経験を活かせる仕事を考えていました。江東微生物研究所では水質検査を通して社会に貢献でき、さらにさまざまな種類の検査を行っているところに魅力を感じました。また、会社説明会や面接などから社内の気さくな雰囲気を感じて働きやすそうだと思い入社しました。
常に向上心を持って日々学び続けることを大切にしています。微生物検査では対象となる細菌やプランクトンの種類によってさまざまな検査方法があります。また、プランクトン検査では顕微鏡を用いた同定も行っています。そのため新しい検査方法や微生物の種類など常に自分の知識をアップデートしていき、より迅速に正確な検査を行えるように心がけています。
普段当たり前に使用されている水は、水質検査を通して安全であると判断された上で人々の元へ供給されています。検査に携わり水の安全を通して地域の方々の当たり前の生活を守り、社会貢献を行えていることにやりがいを感じています。
就職活動をしていると色々な企業に出会い、迷うこともあると思います。広い視野を持ち、仕事だけでなく、プライベートも含めてどんな人生を送りたいのかを思い描いて自分に合った企業を見つけてください。また、周りと比べたりして迷ったり不安になることもあると思いますが、焦らず自分を信じて頑張ってください。応援しています。
環境分析センターでは飲料水や浴槽水、河川水などさまざまな種類の水を検査しています。生活の中で水資源に接しない人はいないと思いますが、私たちは人々が安心して水資源を利用できるよう使命感を持って業務を行っています。その中でも私は飲料水をメインに、濁りや色、味や臭気などの検査を担当しています。
環境分析センターがある福島県いわき市は東北地方に位置しますが、冬場に積雪はほとんどなく過ごしやすい気候です。さらに海にも山にも近く、自然が好きな人には良い環境だと思います。アウトドアが得意でない方には、映画にもなった大型温泉レジャー施設や湯本温泉などゆっくりできる施設もあります。そして最近、気になっているのが福島県の観光ポスターです。「来て」 「呑んで」 「味わって」 「住んで」 「ふくしま」 5種類の写真を使ったポスターが県内に住んでいてもとても魅力を感じます。ご覧になる機会がありましたらぜひ福島県に遊びに来てはいかがでしょうか。
臨床検査も環境検査も人の生命・健康を守り、人が生きていく上で重要な検査であることを知り、何気なく生活をしていたら気づかない「当たり前」が多くの人によって支えられているのだと感じました。もともと自然環境に関連した仕事がしたいと漠然と考えていたので水質検査をやってみたいと思いました。また「足らざる点を助け合う、その和が大切」という社訓が自分の考えと合ったのも決め手の一つでした。
担当している検査業務は一人の仕事で完結することは少なく、多くは同僚や上司に相談をして検査結果を確認、確定していきます。そのため普段から仕事の話だけではなく、さまざまな話をしてコミュニケーションをとることで、少しでも気になったことは相談できるような関係作りを心がけています。
日本は水資源に恵まれていて、日々の生活の中で水の安全を気にする人は少ないと思います。そんな水質の安全を検査という形で影ながら支えているというのはやりがいがあります。検査職は目立つ職業ではありませんが、当たり前の生活を何気なく過ごすために日々頑張っています。
学生時代から夢がある人もいれば、目標がはっきり決まっていない人もいると思います。また焦っていると視野が狭くなりがちです。どのような仕事についても一から学ぶことが多いので、向き不向きを考えず新しいことに挑戦していくことも大切だと思います。自分自身にとって働く上で何が一番大切か、これは譲れないということだけを決めて多くの説明会に参加して下さい。そしてできるだけ多くの会話をして自分の進む道を見つけて下さい。就職活動応援してます。最後に僕の恩師からの言葉「人生に無駄なことは一つもない」で締めたいと思います。