細胞診検査

細胞診検査とは、病理検査の一部であり、自然剥離または人為的に採取した細胞の塗沫標本を作製して、これを鏡検する検査です。 組織学的検査と共に悪性腫瘍の早期発見にきわめて有用な検査です。

細胞診検査は、切除することなく検体を採取できるので、患者さんに苦痛を与えることも少なく(特殊な場合を除く)繰り返し検査も可能です。 比較的簡易に検査できることから、集団検診などに応用され、子宮癌・肺癌などの早期発見法として高い評価を受けています。

細胞診検査の流れ

01

受付

バーコードで検体と依頼書を照合します。

02

検体処理

各部位から採取された検体は、尿・穿刺液のような液状のもの、喀痰・膣腺分泌物などその形状はさまざまですが、適量をスライドガラス上に塗抹します。変性を防ぎ、自然に近い構造・状態を保持するために直ちに固定します。

03

染色

細胞の核や細胞質を明確にするためにパパニコロウ染色をします。検体により、PAS染色、ギムザ染色、グロコット染色などをします。染色の良否は診断を大きく左右します。

  • パパニコロウ染色
    【パパニコロウ染色】
  • ギムザ染色
    【ギムザ染色】
細胞診染色写真
04

ラベル

封入された出来上がった標本に1件1件固有のバーコードが印刷されたラベルを貼ります。
このバーコードを読むことで、その標本に関する依頼情報・診断画面などを呼び出せます。

05

鏡検

細胞診専門医と細胞検査士が連携して顕微鏡により各種判定を⾏います。

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