PFAS(有機フッ素化合物の総称)は、水や油をはじき熱にも安定な性質から、消火剤やフライパンのコーティング剤として使われてきました。PFASのうちPFOSやPFOAは自然界で分解しにくく、人体への毒性も指摘されていて、国内でも輸入や製造が禁止されています。
国が実施した調査において、河川・地下水等からPFOS・PFOA暫定目標値(50 ng/L)の超過が確認されています。また、最近では製造されたミネラルウォーターから、暫定目標値を超えて検出された事例もあり、食の安全が危惧されています。
PFOS・PFOA排出の可能性がある工場や施設がなくても、PFOS・PFOAが高濃度となっている場合もありますので、給水される水の水質検査をお勧めします。
土壌中の基準値等は定められていませんが、地下水からの検出が相次いでいることから、土壌の汚染が進んでいる可能性があります。当社は環境省の「土壌中のPFOS、PFOAおよびPFHxSに係る暫定測定方法」での分析対応が可能です。詳しくはお問い合わせください。